東日野町大念佛(ひがしひのちょうだいねんぶつ)【四郷地区】
今から700年ほど前の鎌倉時代に、西日野町の西明寺(現在の顕正寺)に現れた魔障(仏道の修行をさまたげる悪魔)を封じ込めるために、住職が祈念したのが始まりといわれている。
直径2m以上ある太鼓や300kgもある鉦の大きさは他に類をみないもので、肩に担いだ太鼓と鉦は迫力満点である。
地元では、8月13日に東日野町の太鼓と鉦が西日野町の顕正寺に、8月15日に西日野町が東日野町の西覚寺に練り込み、お互い参詣しあっている。
(県指定無形民俗文化財)
☆解説文監修:四日市市の祭りを学ぼう会