東海道の宿場町として栄えた四日市には参勤交代行列を手助けする人々が四日市宿北入り口近くの比丘尼町と久六町に住んでいた。その行列の姿を両町が四日市祭のネリとして奉納したのが始まり。現在は旧・久丘尼町(現在の元町1区)の下り行列が受け継がれ、「ヒーサーヒー」の掛け声とともに、長柄槍、台傘、立傘、などの道具類を奴が投げ渡すところが見どころ(市指定無形民俗文化財)