行事内容

獅子舞のふるさと四日市

~江戸の人たちは、獅子舞の源流を伊勢の「阿倉川」だと考えていた~

「嬉遊笑覧(天保1年)」では、「獅子舞は伊勢の吾鞍川(現在の四日市市阿倉川)より出るを学びて諸州に太神楽あり、獅子舞はもと舞楽なるを田楽にとり、神事に用いたり。大神楽とは伊勢に大々神楽とふことあれば、それによりて名付けたる。また代神楽とも書けるは代参り代垢離などの意にあらんや」とあり、当時の江戸の人は、獅子舞の大元は四日市阿倉川であったと考えていたことがわかる。

以上の服部 勝行著の「三重県の獅子舞 平成に伝わる200の舞」の一説から、獅子舞のふるさとが四日市であると考える説がある。

一般社団法人伊勢大神楽講社 山本勘太夫社中

少なくとも450年の歴史を持つ団体が第62回大四日市まつりの特別企画に出演します。

一般社団法人伊勢大神楽講社 山本勘太夫社中

伊勢大神楽は、お伊勢参りが諸民の娯楽として親しまれた江戸期より、神宮へ参拝できない遠方に住まう人々のため、全国の村々へ神札を届け、代理参拝の神楽を舞う日本固有の古典芸能です。
伊勢大神楽講社国指定重要無形文化財の指定を受けており、日本に一団体しかない専従の神楽師集団で、450年以上の歴史を持ち現代でも一年を通じ地方への旅を続けています。
獅子神楽に加え賑やかな萬斎(漫才)や放下芸など、厳かな中にも大衆娯楽として庶民に親しまれた江戸期の伊勢の風俗を今に伝える伊勢大神楽はかつてのお伊勢参りの姿を現代に遺す”歩く重要文化財”と表されています。

地元での本祭や活動の日

【活動期間】例年1月1日から12月25日まで
【場所】三重・滋賀・和歌山・大阪・京都・福井・兵庫・岡山・鳥取・島根にて各町の催事・祭事に合わせて地方巡行
   ※三重県下
    ・伊勢市 :4月14日 内宮参集殿能舞台神楽奉納  ・桑名市 :12月24日 増田神社総舞

運営・お問い合わせ先
大四日市まつり実行委員会事務局
(四日市市安島1丁目1-56 四日市観光物産ホール内)
TEL 059-354-8481
FAX 059-355-8311
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