鈴鹿市の椿大神社と関係が深い椿岸神社の獅子舞。毎年10月の例大祭に奉納されている。椿大神社を祖とする山本流の舞を伝承し、四日市市内に多く伝わる箕田流の獅子頭と比べると、おもむきが異なるのがわかる。初段の舞、起こしの舞、すら舞、扇の舞、逆手の舞、花の舞など十数種に分けられている。特に、鳥差しの舞は当獅子舞独特の舞である。(市指定無形民俗文化財)
☆解説文監修:四日市市の祭りを学ぼう会