甕破り(かめわり)【中部地区・市民有志】

中国・宗時代の政治家である司馬温公が、高価だった甕を割って中に落ちた子どもを救い出したという、命の尊さを説いた逸話「破甕救児」のようすを再現したからくり人形山車。

甕の外側にいた子どもが、甕に上がり太鼓を打ち、その後、甕の中に真っ逆さまに落ちる。

下から操る人形が、甕の外、上、中、そしてまた外と、自由に動き回る「はなれからくり」の妙技が見どころ。

旧・西中町(現在の中部)の人たちによって明治26年に作られ四日市祭に奉納されたが、昭和20年の空襲で焼失。

平成2年に四日市商店連合会によって再建された。

山車の高さは約6mあり、破甕救児の彩色彫刻が施されている。

☆解説文監修:四日市市の祭りを学ぼう会

目次に戻る。

大入道(おにゅうどう)【中部地区】

江戸時代後期の文化2年(1805年)に製作されたといわれる。

身の丈4.5m、伸び縮みする首の長さ2.7m、高さ1.8mの山車に立ち、全高は9m。

からくり人形では日本一の大きさといわれている。

山車や人形の中に入った人形師6人が太鼓や銅鑼の音に合わせて操る。

旧・桶之町の町衆がオケに「大化」の文字をあて、オバケの仮装行列を四日市祭に奉納したのが始まりと考えられ、妖怪や鬼を思わせる彫刻が山車にも施されている。また、町に出没するタヌキの悪事に困りはてた人びとが、すごみのきく大きな大入道を作り、タヌキを退散させたという民話も伝わっている。

(県指定有形民俗文化財)

☆解説文監修:四日市市の祭りを学ぼう会

目次に戻る。

郷土の文化財と伝統芸能

演技スケジュール

三滝通り会場(交差点会場)※三滝通り・諏訪新道交差点

15:40 御諏訪神輿【中部地区・市民有志】

16:00 富田中島組鯨船 神徳丸【富田地区】

16:30 岩戸山【中部地区】

16:50 鯨船勢州組【中部地区】

17:10 菅公【中部地区】

17:30 甕破り【中部地区・市民有志】

17:50 大入道【中部地区】

18:10 富士の巻狩り(ふじのまきがり)【中部地区】

18:30 西日野町大念佛(にしひのちょうだいねんぶつ)【四郷地区】

三滝通り会場(南会場)※市営中央駐車場前

15:00 富田中島組鯨船 神徳丸【富田地区】

15:55 岩戸山【中部地区】

16:15 鯨船勢州組【中部地区】

16:35 菅公【中部地区】

16:55 甕破り【中部地区・市民有志】

17:15 大入道【中部地区】

17:35 富士の巻狩り(ふじのまきがり)【中部地区】

17:55 西日野町大念佛(にしひのちょうだいねんぶつ)【四郷地区】

諏訪新道会場(セントラルパーキング前)

17:00 岩戸山【中部地区】

17:20 鯨船勢州組【中部地区】

17:40 菅公【中部地区】

18:00 甕破り【中部地区・市民有志】

18:20 大入道【中部地区】

18:40 富士の巻狩り(ふじのまきがり)【中部地区】

※岩戸山、鯨船勢州組、菅公、甕破り、大入道のみ諏訪新道会場(スワセントラルパーキング前)演技終了後、諏訪新道にて展示・演技を行います。

諏訪新道会場(展示エリア)

◇展示◇

17:30~ 岩戸山【中部地区】

17:50~ 鯨船勢州組【中部地区】

18:10~ 菅公【中部地区】

18:20~ 甕破り【中部地区・市民有志】

18:40~ 大入道【中部地区】

◇演技◇

18:30~ 岩戸山【中部地区】

18:40~ 鯨船勢州組【中部地区】

18:50~ 菅公【中部地区】

19:00~ 甕破り【中部地区・市民有志】

19:10~ 大入道【中部地区】

 

スケジュールに戻る

松寺の石取祭(まつでらのいしどりまつり)【大矢知地区】

御厨神明社の祭礼に奉納される行事。

12張の提灯を山形に飾った三輪の祭車に大太鼓を掛け、両側に大きな鉦をつるし、囃子方が打ち鳴らしながら進む。

石取り神事は、桑名・春日神社の馬場修理のため、町屋川から石を運んだのがはじまりとされる。

桑名市を中心に、北勢地方から尾張西部にかけて広がり、現在約100輌の石取り祭車があるといわれ、四日市市内にも約20輌が現存する。

松寺では古くは、稲熱(いもち)を追い払う「虫送り行事」として松明を焚き、太鼓や鉦を打ち鳴らしながら町内を練り歩いていたのを、近隣の祭礼に倣って昭和27年に祭車を設け、石取りの形式を取り入れたのが始まりとされる。

太鼓上の天幕や前輪横の鬼木など、年々改修され美しくなっている。

 

☆解説文監修:四日市市の祭りを学ぼう会

目次に戻る。