富田中島組鯨船 神徳丸【富田地区】

勇壮なむかしの捕鯨のようすを奉納神事として再現した鯨船。

富田地区では「神社丸(北島組)」「神徳丸(中島組)」「感應丸(南島組)」「権現丸(古川町)」の4隻があり、それぞれ、朝、昼、午後、凪の海を表すとされる。

今年はその中から、中島組の神徳丸が出演する。

港を出た船が、鯨を発見し波に翻弄されながらも追跡し銛を打とうとするが、暴れ廻って怒る鯨に逆に追われ、後退を余儀なくされる。体勢を立て直し再び鯨を追い込み、海面より躍り出た瞬間に銛が放たれる。

中部地区に伝わる鯨船は波を切って進む姿(縦揺れ)を表現し、富田地区は鯨の暴れる海に翻弄される姿(横揺れ)を表しているのが特徴の一つである。

(ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財)

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